「おみくじなのに、こんなやり方があったんだ!」 星海社さまからこの企画を伺ったとき、おみくじをたくさん見てきた私も驚きの声を上げてしまいました。このおみくじを制作されたのは星海社さま。今回、制作のお手伝いをさせていただいたのは、なんと「おみくじそのものが一編の短編小説である」という、全く新しい発想の「ノベルおみくじ」です。漆黒のおみくじがワクワクをそそるまず目を引くのは、吸い込まれるような漆黒の紙面です。 通常のおみくじのイメージを一変させる「黒地」を採用された点に、星海社さま、デザイナーのデザイン事務所Veiaさまの美学を感じます。おみくじといえば「白地に赤や黒の文字」が一般的ですが、このように「紙の地の色を変える」だけで、ブランドの世界観を一瞬で伝えることができます。「手に取った瞬間の特別感」を演出したい方に、この「地色を変える」という選択肢、すごく参考になりませんか?「おみくじに短編小説を載せる」という新発想この企画がスゴイのは、おみくじの文章そのものが「短編小説」になっている点です。 作家さんが書いた短編小説がおみくじに載っているんです。この発想に驚かされました。そして通常の御神籤よりも大きなサイズで両面という広い紙面をフルに活用し、書き下ろしの物語がぎっしりと綴られたこのおみくじは、もはや「引く」ものではなく、一つの作品を「読み解くエンターテインメント」そのものです。「おみくじには、運勢(大吉や中吉)を書かなければいけない」という固定観念が外されたノベみくじ。この切り口を応用すれば、自社サービスの「豆知識」や「商品誕生ストーリー」を載せるなど「読ませるおみくじ」も考えられます(中身は作家さんのようにはいきませんが…)星海社さまの「ノベルおみくじ」は、おみくじの新しい形を教えてくれるものでした。「自分たちの世界観を、おみくじという形で表現したい」という方の参考になれば幸いでございます。新しい取り組みでご一緒させてもらえたこと、心から感謝しております。▶星海社さま公式HP https://www.seikaisha.co.jp/誰でも簡単に作れるおみくじ屋さんオリジナルおみくじ製作所 代表マキヤより